The Steam Locomotive C62XX



左ヨリーズさんがレポしてることでお馴染み、
The Steam Locomotive(以下TSL)さんの、これはブーツカットになります。
SUPER WEEK END2006にて、TSLさんのブースで買いました。

自分らのトコの準備も終わり、オープン前に各ブースをふらふら覘いていると、
何やらどこぞで見た覚えのあるジーンズが山盛りに。
それは、前から実物を見てみたいなぁと思っていたTSLのジーンズだったのでした。
無防備にふらふら覘きに行ったワタシに、ブースにいたおっちゃんがかけた言葉は、
「枝豆食べるぅ?」
でした。



大分細い。細長い。
つか、「TFHなら32なんスけど」「じゃ、32で大丈夫ですよ」でサイズ選んでしまいましたが、何か(汗)?
試着なんかしてません。試着室のあるブースなんてTFHだけだったしね。
つか、いまだに脚も通してない(汗)。
ま、大丈夫だんべ。



上の写真だとフライボタンは4つしかないように見えますが、ちゃんと5つあります。
でも、この5つ目はボタンの役しないかも(苦笑)。
最初期のブツカのシルエットを基にしているので股上も若干深めになっているとのことでしたが、
これだけ見る限り、そんなに深くもなさそうです。



フライボタンは鉄製です。



打ち抜きの銅リベット。



隠しリベットも付いてます。



パッチは鹿革。
一筆縫いで、最初に縫った針穴をしっかり狙って縫製されています。
箔プリントによる型押しで表面は凸凹があります。



フラッシャー。
このデザインは素敵なんじゃないんでしょうか?



バックポケットには、兵庫県のシンボルであるコウノトリを模したコウノトリステッチが。
ポケットの形はブツカらしく、XXタイプと比べると若干縦長になっています。



赤タブには"TSL"の文字が。
洗濯するとかなりクルックルンに丸まってくれます。
その丸まり具合はTSLも自慢するほどです。
でも、なんか、愛想がないような気がするんですよねぇ…。
ブースで「どう思う?」と訊かれたので、思わず、
「綺麗に丸まりそうだけど、なんか味がない」と答えてしまいました…。
こうやって改めて見ると、やっぱり味がない、かな…。



で、こいつ、ブーツカットのくせにちゃんと上までミミがあるんですね〜。
こういった仕様は、既にダルチやF.O.Bでお馴染みです。
また、画像を見ていただければ分かるように、
生の状態で既に縦筋がうかがえます。
縦落ち大好きなワタシとしては、もうこの辺でハァハァしてしまいます(笑)。

去年くらいからブツカ穿くようになったんですが、レプリカ好きとしては、やっぱりミミが欲しいのですね。
TFHの3007とかなら裾の下の方にはミミが付いているのですが、
悲しいかな、ワタシが丈上げするとそれがなくなってしまうのです(涙)。
ま、しょうがないんですけど(汗)。
かと言ってダルチやF.O.B.とかも今更買うにはちょっと魅力に乏しかったので、
このTSLのジーンズに飛びついてしまいました(苦笑)。
ミミを残したままブーツカットにしている為、
そんなに激しいフレアラインにはなっていません。
なので、実際に穿いてみるとさほど裾の広がりは感じず、
どちらかと言うと細身のストレートっぽいシルエットになっています。
と、言うのは受け売りですけど(汗)。

25,000円も出して買ったこのジーンズなのですが、
正直、細かいところは分からんのです。
分からんモンにそんな値段払うなよ、と思う方もいらっしゃいますでしょうけれど、
なんだろうね?
前々から興味があって、実際にコレを見て、
やっぱり穿いてみてえな、と思ったからというのもありますし、
コレを作ってる方々から話を聞いて、
その"熱さ"を感じ、
ああ、こういう人たちが作ってるんなら間違いなかろうな、
と思ったから、というのもあります。
でも某お方には、「飛んで火にいる夏の虫になってどうする?」
と言われてしまったのですが…。

でもまぁ、糊を落として実際に穿き込み、
色を落としてみなければそのジーンズの真の実力は拝めないわけです。
生状態を前に何を論じてもしょうがない。
このジーンズの、ワタシなりの評価と言うのは、
実際穿いてみて下したいと思います。
全く新しいブランドだし、一体どれほどのモノなのか、ドキドキワクワクしております♪

…って、いつになるやら(汗)。


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